元世界王者たちが語る:中嶋一輝vs辰吉寿以輝、激戦の予感

元世界王者たちが語る:中嶋一輝vs辰吉寿以輝、激戦の予感

5月、辰吉寿以輝はサウスポーとの試合で流血する場面があった。この試合はチャイワット・ブアトクラトック(タイ)とのもので、3回に偶然のバッティングで左まぶたを切り、流血しながらも3-0の判定勝ちを収めた。それ以前の20年11月には、今村和寛(本田フィットネス)との試合で2回終盤に左目尻を切り、試合は負傷引き分けとなった。

プロボクシングの元世界王者3人、渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏がYouTubeチャンネル「ぶっちゃけチャンネル」を更新し、東洋太平洋スーパーバンタム級王者・中嶋一輝(大橋)と辰吉寿以輝(大阪帝拳)の対戦について言及した。中嶋は8月27日に和気慎吾(FLARE山上)を2回KOで下し、初防衛に成功。その後、辰吉(9月度ランキングで同級7位)との対戦を年末に予定している。

畑山氏は「辰吉寿以輝かあ。かみ合いますね。中嶋選手も好戦的な選手ですし、打ち合いになる。辰吉寿以輝はサウスポー(との対戦が)どうなんですかね?」と質問。渡嘉敷氏は「お父さんはサウスポーといっぱいやってるよ」と答えた。畑山氏は「けど、お父さんはサウスポー苦手ですよね。そこらへんが遺伝するのかどうか…」と指摘。渡嘉敷氏は「どっちにしろ打ち合いになるよ」と打撃戦になることを予想。畑山氏は「中嶋選手はサウスポーと言っても足を使う感じではないし。(相手が)辰吉寿以輝なら面白いでしょ。辰吉寿以輝にとって今まで一番の強敵なのは間違いない」と話題を締めた。