岩田康誠騎手、名馬デルタブルースの訃報に悼みの意を表す「お疲れさまでした」
2024年7月14日に撮影された岩田康誠騎手(50)。2004年の菊花賞と2006年のメルボルンCを制したデルタブルースが9日に23歳で死亡したことを、「オールドフレンズジャパン」がX(旧ツイッター)で発表した。
主戦を務めた岩田康誠騎手はかつての相棒を悼んだ。
「デルタブルースは大きな馬で、ステイヤーという感じでした。ここぞという時にしっかり走ってくれる馬でした。菊花賞の時は僕もまだ兵庫競馬の所属で、中央のこんな大レースを勝たせてもらって、信じられない気持ちでした。また、自分のJRAへ挑戦する気持ちを高めてくれた馬でもありました。
メルボルンCは、何もかも初めてのことばかりで、よくわからないまま勝ってしまった…という感じでしたね(笑)。まだ今ほど日本馬が海外に挑戦していない時代でしたし。
引退後も何度か会いに行ったことがあって、その時は元気にしていました。23歳ですか。長生きできたのかなあ。とにかく、お疲れさまでしたと伝えたいです。」