岩崎亜久竜、チャンピオンズディナーでまさかの大失態!? 乾杯の挨拶に緊張の嵐

岩崎亜久竜、チャンピオンズディナーでまさかの大失態!? 乾杯の挨拶に緊張の嵐

大会開幕を2日後に控えた8日、東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)で「チャンピオンズディナー」が開催され、歴代チャンピオン17人が集結した。参加した歴代チャンピオンには、1959年大会覇者の陳清波、1964年と1969年の2度の優勝を果たした杉本英世、1983年と1987年の2度の覇者青木功、1985年、1986年、1990年、1991年の4度の優勝を誇る中嶋常幸などが含まれている。

ディフェンディングチャンピオンが乾杯のあいさつをするのが恒例となっており、今年は2023年大会覇者の岩崎亜久竜がその役割を務めた。岩崎は挨拶の原稿を何も準備していなかったが、始まる直前にスマートフォンで「乾杯 挨拶」を検索し、30秒程度のスピーチを行った。彼は「緊張しすぎて、あまり覚えてない」と振り返った。

岩崎は、最初に3分のスピーチを求められていたが、1分もかからない短い挨拶になってしまった。乾杯のドリンクをつぎ始めるのが自分の挨拶を始めてからで、30人くらいいたため、つぎ終わる前に自分の挨拶が終わってしまったと反省した。司会から「もう少し話してください」と促され、「自分自身、乾杯の挨拶がほんと初めてで、ほんとに緊張しました。社会勉強になった」と語った。

岩崎は、前年大会の最終日に7位タイから6バーディー、1ボギーの「65」でプレーし、通算8アンダーで3打差を逆転。プロ4年目でのツアー初優勝を国内最高峰のナショナルオープンで飾った。今季は「ANAオープン」で2勝目を挙げ、2週前の「バンテリン東海クラシック」で5位に入るなど好調をキープし、大会連覇に臨む。