浦和レッズレディース、女子ACLノックアウトステージ進出!塩越柚歩&丹野凜々香のゴールで台中ブルーホエールWFCを下す
AFC女子チャンピオンズリーグ・グループC第2節が9日に行われ、台中ブルーホエールWFC(チャイニーズ・タイペイ)と三菱重工浦和レッズレディース(日本)が対戦した。アジアにおける女子サッカークラブの頂点を決める女子ACLは今シーズンから新たに開催され、12チームが3つのグループに分かれて戦う。各組の上位2チームと各組3位の上位2チームが決勝トーナメントに進出する。昨シーズンのWEリーグ覇者であり、AFC女子クラブ選手権でも優勝した浦和は、グループCに属し、初戦でオディシャFC(インド)を17-0で破っている。今節勝利すれば決勝トーナメント進出が確定していた。
試合はスコールの影響で20分ほど遅れてキックオフ。浦和が試合を通じて主導権を握ったが、荒れたピッチコンディションの影響もあり、決定機をなかなか作ることができなかった。また、国内リーグで5度の優勝を誇る台中ブルーホエールWFCの堅守にも苦しみ、前半はスコアレスで終えた。
後半55分、浦和は塩越柚歩のFKから後藤若葉が相手選手に倒され、PKを獲得。塩越がゴール左下隅に蹴り込み、先制に成功した。70分には柴田華絵が敵陣バイタルエリア中央でルーズボールを拾い、ボックス内左へ絶妙なパスを供給。丹野凜々香がゴール右下隅に流し込み、2点目を決めた。
試合は0-2で終了。浦和は開幕2連勝を飾り、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。次節は12日に行われ、浦和はホーチミン・シティ(ベトナム)と対戦する。